コモンヤロウの育て方・栽培方法

育て方・栽培方法

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コモンヤロウ

ヨーロッパ原産の多年草で、アメリカ、ニュージーランド、オーストラリアに帰化しています。日本には明治時代に渡来し、強い繁殖力で、本州や北海道の一部で野生化しています。高さは50~1000cm。細めの茎を直立し、ノコギリの刃を連想させる羽状に裂けた葉を互生します。夏に小さな白い花を枝分かれした茎の先端にかさ状につけます。ヤロウの仲間には、赤、ピンク、黄などさまざまな花色があります。

学 名
Achillea millefolium
英 名
Common Yarrow
原 産
ヨーロッパ、アジア、北アメリカ
分 類
キク科
別 名
セイヨウノコギリソウ
和 名
同上
樹 高
50~100㎝
栽培条件
肥沃
水やり
普通~乾燥気味
日 照
日なた
温  度
耐寒性 有
利用部分
花、葉
利用法
ティー、クラフト、切り花、園芸

栽培カレンダー

コモンヤロウの栽培カレンダー

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コモンヤロウの育て方

日当たりのよい乾燥した場所と、水はけのよい土を好みます。特に土質に左右されることなく丈夫に育ち、暑さ、寒さや乾燥にも強く、ほとんど手がかかりません。大きな株になるので、株間を30cmほどあけて植えつけます。コンテナ植えの場合は大型のものを使用します。鉢植えには小型種のウーリーヤロウが適しています。草丈20cmほどになり、こまめに除草してやるとよく育ちます。春か秋に種まき・株分け・挿し木(茎)で増やします。こぼれ種でもよく発芽します。

栽培のポイント

日当たりの良い場所を好む。植付けの林間は十分開ける。

コモンヤロウの利用法

ヤロウの仲間には、赤、ピンク、黄などさまざまな花色がありますが、コモンヤロウの花色は白です。薬用植物として古代ギリシャ時代から利用され、傷の治療に重宝がられてたようです。ドイツでは、女性の健康維持のためにティーが飲まれているといわれています。春から夏にかけて咲く花は、乾燥させてポプリや香りの花束、リースの彩りに利用します。押し花は、しおりやカードにします。茎葉を細かくしてコンポストに加えると、堆肥の分解を助けます。

注意事項

妊娠中の飲用は避けること。また、多量の飲用も控えること。

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