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ペパーミント
ペパーミントは刺激的な強い香りのミントです。薄紫色の長い花穂がつき、茎葉が赤紫色になることもあります。ミントのなかでも最も知られた種類です。生の葉も乾燥したものも、ティーをはじめ料理や入浴剤、ポプリなど幅広く利用することができます。殺菌・防虫・鎮痛作用や胃腸を整える効果があります。清涼感のある香りは万人に好まれます。
学 名 |
Mentha x piperita L
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英 名 |
Peppermint
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原 産 |
ヨーロッパ
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分 類 |
シソ科
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別 名 |
セイヨウハッカ
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和 名 |
同上
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樹 高 |
30~90㎝
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栽培条件 |
普通
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水やり |
多め~普通
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日 照 |
日なた~半日陰
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温 度 |
耐寒性 有
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利用部分 |
葉、茎
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利用法 |
ティー、入浴剤、吸入、ポプリ、サシェ、染色、ドライフラワー、切り花
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ペパーミントの育て方
よく日の当たる場所から、明るい日かげとなる場所でよく育ち、やや湿り気のある土が適していますが、土質はとくに選びません。寒さには強いのですが、極端な乾燥と蒸れが苦手です。梅雨時から真夏にかけては、収穫を兼ねて茎葉をすかし、風通しよく管理しましょう。また、ミントは性質が強いので、庭植えなどでは、他の植物を圧倒して増えてしまいます。土中まで深く、仕切り板をさしこむか、大きめの容器で栽培するようにします。
栽培のポイント
日当たりから半日陰で、排水性と保水性の良い場所に。夏は水切れしないよう注意。根が交雑しないよう1鉢に1種。
ペパーミントの利用法
古代ギリシャ人は、バスウオーターにミントをたくさん使っていたといわれています。モロッコやアルジェリアでは甘いミントティーが好まれ、近年では優れた殺菌作用が注目されています。スーッとしたさわやかな香りはほかのハーブとも良く合い、アップルジュース、ミルクなどとブレンドすると一味違う風味になります。夏はアイスハーブティーにすると美味しいです。
注意事項
粘膜への刺激が強いため、小児の飲用は避けること。