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ジャーマンカモミール
ジャーマンカモミールは中心を突き出すように咲く花が特徴的なハーブで、広く利用されてきた、薬用植物のひとつです。花を乾燥させたものを煎じ、消炎、発汗などの民間薬として飲まれたり、入浴剤とされます。生の花を利用するハーブティーは、金色で香り高く、風邪や不眠、リラックスや美容によい飲み物とし有名です。花はクッキーに混ぜんだリ、入浴剤にも最適で、浸出液は化粧水やリンスとしても利用できます。
学 名 |
Matricaria recutita
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英 名 |
German Chamomile
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原 産 |
地中海沿岸地域
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分 類 |
キク科
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別 名 |
カモミール
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和 名 |
カミツレ
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樹 高 |
15~50㎝
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栽培条件 |
普通
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水やり |
普通~乾燥気味
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日 照 |
日なた
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温 度 |
耐寒性 有
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利用部分 |
花
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利用法 |
ティー、料理、入浴剤、石けん、うがい、染色、切り花、園芸
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ジャーマンカモミールの育て方
日当たりのよい場所と水はけのよい土を好み、土質は選ばずに丈夫に育ちます。こぼれ種で自然と殖えていくほど生育旺盛で初心者向きです。春先には新芽、蕾などにアブラムシがつくことが多いので、花をハーブティーに利用したい時は、牛乳などをスプレーすると、アブラムシの駆除に効果があります。春か秋に種まきで殖やします。
栽培のポイント
日当たりと排水を良くする。秋まきにして越冬した苗が翌春よく育つ。
ジャーマンカモミールの利用法
リンゴのような香りが漂うカモマイルティーは、『ピーターラビット』に出てくるハーブティーです。フレッシュでおいしく、消化促進、鎮静、発汗作用などがある。花の中央の黄色い部分がやや膨らんできたら花だけ摘み取って使います。乾燥保存してドライの利用も可能です。ローマンカモミールは乾燥させた花をティーにします。
注意事項
妊娠中の飲用は控えめに。