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ポットマリーゴールド
南ヨーロッパ原産で、園芸植物として世界中で栽培されています。日本では以前から花壇材料や鉢花として栽培され、切り花は仏花とされてきました。茎は枝分かれし、高さは50cmぐらいで、角張っています。葉は楕円形または披針形で互生し、長さ5~15㎝程度。両面ともに毛があります。頭状花は大きく、黄色またはオレンジ色で、一重咲きと八重咲きがあります。
学 名 |
Calendula officinalis
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英 名 |
Potmarigold
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原 産 |
ヨーロッパ南部、地中海沿岸地域
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分 類 |
キク科
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別 名 |
カレンデュラ
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和 名 |
キンセンカ
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樹 高 |
40~50㎝
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栽培条件 |
普通
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水やり |
普通
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日 照 |
日なた
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温 度 |
耐寒性 有
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利用部分 |
花
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利用法 |
ティー、料理、ポプリ、染色、ドライフラワー、切り花、園芸
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ポットマリーゴールドの育て方
日当たりのよい場所なら、どんな土壌でも育ちます。種をまいて増やします。春まきもできますが、秋まきのほうが花期が長く、年明けから晩春にかけて花が楽しめます。咲き終わった花は早めに摘みとり、枯れた下葉をこまめにとり除いてやると、大きな花が咲き続けます。
栽培のポイント
日当たり、排水の良い場所に。摘心して花数を増やすように。花柄をこまめに摘むと開花期間か長くなる。
ポットマリーゴールドの利用法
古代ギリシャ、ローマ時代から利用されてきた歴史のあるハーブです。聖母マリアに捧げられた花ともいわれています。収れん、殺菌、消炎作用などの効能があります。美容にも良いとされる女性にうれしいハーブです。ティーには花びらを摘んで乾燥保存して使います。また生の花びらはサラダを美しく彩ります。手ごろで簡単に育つため、高価なサフランの代用として、チーズ、スープ、米科理などの黄色い色付けにも利用されます。
注意事項
妊娠中の飲用は避けること。