チャービルの育て方・栽培方法

育て方・栽培方法

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チャービル

ロシア南部から西アジアに分布。高さ:20~70㎝になります。中空の茎は細く、枝分かれして株立ちになり、節には細毛があります。葉は鮮やかな緑色で薄く、2~3回に分かれた複葉で、小葉にはこまかい切れ込みがあります。葉の香りはパセリよりもおだやか。小花は白色で小さく、茎の先端に集まって咲きます。種は長さ7~8mmで黒く、よく実ります。若葉をサラダやスープなどに入れ、こまかく刻んでほかのハーブとミックスして料理に用いられます。

学 名
Anthriscus cerefolium
英 名
Chervil
原 産
ヨーロッパ~アジア西部
分 類
セリ科
別 名
セルフィーユ
和 名
ウイキョウゼリ
樹 高
20~70㎝
栽培条件
普通
水やり
多め
日 照
半日陰
温  度
耐寒性 有
利用部分
葉、茎
利用法
ティー、料理、スキンローション

栽培カレンダー

チャービルの栽培カレンダー

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チャービルの育て方

半日陰となる場所と、水はけと保水性がよく、肥沃な、砂質の土を好みます。移植を嫌うので種を直まきして、適宜、間引いて株間を20cmほどあけて育てます。市販の苗を植えつける場合は、根鉢をくずさず根を傷めないようにやさしく扱います。強い日差しを避け乾燥に注意して管理します。涼しい場所が最適なので、コンテナ植えにしたほうが扱いやすいでしよう。春か秋に種まきで増やします。

栽培のポイント

やや湿り気があり、半日陰の涼しい場所を好む。移植を嫌うため、元肥を施してから直まきし、株問は十分に取ること。夏は直射日光を避けて風通しを良くする。

チャービルの利用法

古代ローマ人が好み、ヨーロッパにもたらされて広まりました。パセリよりもデリケートで、フランスではアニスに似た甘さのある香りが好まれ、『美食家のパセリ』と呼ばれています。フランス料理のフィーヌゼルブには欠かせないハーブの一つ。ビタミン、ミネラルを含み、消化促進、血行促進作用などがあります。加熱すると香りが消えるため、ドレッシングやサラダ、料理の仕上げに使われます。半日陰で育てるのが理想的で、一段と香り高くなります。

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