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フレンチタラゴン
中央アジアからシベリア、ロシア南部、西アジアに分布。高さ50~60㎝。茎は直立して株立ちになり、葉は細長くて先がとがり、つやのある線色で、対生します。ほとんど花は咲かず、咲いても実がつきにくいので、挿し木か株分けで増やします。
学 名 |
Artemisia dracunculus var.sativa
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英 名 |
French taragon
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原 産 |
中央アジア~シベリア、北米、ヨーロッパ東部
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分 類 |
キク科
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別 名 |
エストラゴン、タラゴン
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和 名 |
同上
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樹 高 |
50~60㎝
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栽培条件 |
普通
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水やり |
普通~乾燥気味
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日 照 |
日なた~半日陰
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温 度 |
耐寒性 有
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利用部分 |
葉、茎
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利用法 |
ティー、料理
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フレンチタラゴンの育て方
日当たりのよい場所と、水はけがよく肥沃な土を好みます。寒さにとても強く丈夫で、コンテナ植えでもよく育ちますが、花はまれにしか咲かず、実を結ぶことも少ないため、春か秋に挿し木・株分けで増やします。2~3年経つと香りが落ちるので、株分けを兼ねて株を更新しましょう。冬は地上部が枯れるので、バークなどで土を覆ってやります。
栽培のポイント
排水が良く、夏は西日が当たらない半日陰で涼しい場所が向く。秋、腐葉土や堆肥で根元を覆い、冬は寒さに当てる。
フレンチタラゴンの利用法
フレンチタラゴンとロシアンタラゴンの2種があり、消化促進、食欲増進作用があります。クッキングに利用されるのは香りの良いフレンチタラゴン。アニスに似た甘さのある香りは、鶏肉・魚料理、スープによく合います。フランス料理ではソース作りなどに不可欠なハーブです。乾燥すると香りがなくなるため、フレッシュなままで使います。冷凍、ビネガー、オイルに漬けて保存できます。