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サザンウッド
南ヨーロッパに分布しています。高さは70~100cm程度になります。ヨモギの葉を細くした様な灰緑色の葉をしています。花は小さなボタンのような黄色い花を咲かせます。茎と葉から甘酸っぱいレモンの香りがします。
学 名 |
Artemisia abrotanum
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英 名 |
Southernwood
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原 産 |
ヨーロッパ南東部、西アジア
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分 類 |
キク科
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別 名 |
キダチヨモギ
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和 名 |
同上
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樹 高 |
70~100㎝
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栽培条件 |
普通
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水やり |
普通
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日 照 |
日なた~半日陰
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温 度 |
耐寒性 有
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利用部分 |
葉
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利用法 |
ポプリ、クラフト、園芸
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サザンウッドの育て方
水はけの良い場所を好みます。梅雨前には蒸れないように刈り込みして風通しをよくします。放っておくと上ばかりが伸びてくるので、春と秋に収穫と株の更新をかねて余分な枝をカットし株の姿を整えます。神経質な水やりは必要とせず乾燥気味に育てるとよいでしょう。夏と冬を除き薄めた液肥や置き肥を与えています。株分け、挿し木で増やすことができます。
栽培のポイント
日当たり、風通しの良い場所に。春先に前年の古い横を切り戻すと、新芽が伸び、姿良く茂る。風通しを良くするために梅雨前には刈り取ると良い。
サザンウッドの利用法
グレーグリーンの細い葉に触れるとレモンに似た香りがします。16世織こイギリスにもたらされると、すぐに田舎家風の庭を彩る植物として人気を集めました。また17世紀、イギリスからアメリカに紹介された最初の植物の1つといわれています。昔は香りの花束やアレンジメントに使われていました。乾燥させてポプリや防虫用匂い袋に利用します。同じ仲間のワームウッドも同様に利用が可能です。コンパニオンプランツとしでも効果があります。