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レモンバーベナ
南米のペルー、チリ、アルゼンチンに分布。高さ3~4mになります。緑色をした若い茎の断面は四角ですが、古枝は淡褐色になり丸みを帯びます。葉は、革質で葉脈に沿って波打ち、3~4個輪生します。夏に咲く小花は白、または淡桃色で、茎頂にはまばらな円錐花序、茎頂近くの葉腋には総状花序となります。葉は生育期に随時摘みとれますが、香りが一段と強くなる開花中に収穫し、乾燥保存し、ポプリや入浴剤に利用するとよいでしょう。
学 名 |
Aloysia triphylla
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英 名 |
Lemon verbena
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原 産 |
南アメリカ
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分 類 |
クマツヅラ科
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別 名 |
レモンバーベナ、ベルベーヌ、ボウシュウボク
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和 名 |
コウスイボク
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樹 高 |
100~400㎝
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栽培条件 |
やせ地
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水やり |
普通
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日 照 |
日なた
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温 度 |
耐寒性 有
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利用部分 |
葉
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利用法 |
ティー、料理、入浴剤、ポプリ、サシェ、切り花
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レモンバーベナの育て方
日当たりのよい場所と、水はけのよい土を好みます。土質は特に選びません。植えつけ後2年目から茎が木質化し、病虫害にも強く丈夫に育ちます。コンテナ植えの場合は大きめの容器に植えつけます。冷たい風や寒さには弱いので、庭植えの場合は、冬は掘り上げて鉢植えにして、室内の明るい日の当たる場所で管理するとよいでしょう。初夏に挿し木で殖やします。
栽培のポイント
日当たりの良い場所に。寒さに弱いので、冬は株元を温かくするか、室内に取り込む。摘心して側枝を伸ばすと良い。
レモンバーベナの利用法
明るい緑色の葉に触れるとすがすがしいレモンの香りが強く漂います。アンデスの人々は、昔から薬用に利用していたといわれています。その栽培は、18世紀ごろのチリから広まり、ビクトリア時代にはlemon plantとして知られるようになりました。食欲増進、消化促進作用などがあり、フランスでは食後のお茶として好まれています。乾燥後も香りはほとんど変わらないですが、フレッシュのティーは色や香りがすばらしいです。