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ダイヤーズカモミール
和名をコウヤカミツレ、別名をゴールデンマーガレットといいます。ヨーロッパのほぼ全域に分布します。輝くような黄色の花が咲きます。古くから主に染色に利用され、飲用には用いません。
学 名 |
Anthemis tinctoria
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英 名 |
Dyer's Chamomile、Yellow Chamomile
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原 産 |
ヨーロッパ、イラン、トルコ
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分 類 |
キク科
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別 名 |
ゴールデンマーガレット
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和 名 |
コウヤカミツ
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樹 高 |
20~100㎝
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栽培条件 |
普通
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水やり |
普通~乾燥気味
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日 照 |
日なた
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温 度 |
耐寒性 有
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利用部分 |
花
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利用法 |
染料、クラフト、園芸、切り花
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ダイヤーズカモミールの育て方
日当たりのよい場所と水はけのよい土を好み、土質は選ばずに丈夫に育ちます。こぼれ種で自然と殖えていくほど生育旺盛で初心者向きです。春先には新芽、蕾などにアブラムシがつくことが多いので、花をハーブティーに利用したい時は、牛乳などをスプレーすると、アブラムシの駆除に効果があります。春か秋に種まきで殖やします。
栽培のポイント
日当たり、排水良好の場所を好む。春先、前年の古い根葉は切り戻すと良い。生長が早いため、鉢は根詰まりしないように年に1、2回は植え替える。
ダイヤーズカモミールの利用法
染色を意味する言葉が学名(tinctoria)や英名(Dyer's)に付くように、初夏から秋に咲く黄色い花は植物染料になります。花は十分に開き、充実したころに摘み取ります。生または乾燥させても使えます。煮出すと黄色系の染め液になり、染色の媒染剤によって、黄、カーキ、オリーブグリーン系などの色合いに染まります。花色は、白や黄色系濃淡の園芸品種が多数あり、庭の彩りとして利用できます。